中国・吉利傘下の高級EVブランド「ZEEKR(極氪)」、米国でIPO申請へ

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中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)傘下で高級電気自動車(EV)ブランド「ZEEKR(極氪)」を展開する「浙江極氪智能科技(ZEEKR Intelligent Technology)」(以下、極氪)が12月7日、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)に関する登録届出書の草案を非公開で提出した。吉利汽車が同月13日に香港証券取引所を通じて発表した公告で明らかになった。

吉利は10月31日、極氪の分離・単独上場に関する提案書を香港証券取引所に提出したと明らかにしたが、上場先や予想評価額は明示していなかった。

中国・吉利、傘下のEVブランド「極氪」を分離・独立上場へ

極氪は21年3月に設立され、翌4月に第1号モデルとなるEVクーペ「ZEEKR001」を発表。同年8月29日には、米インテル・キャピタル、寧徳時代(CATL)、Bilibili(ビリビリ)、鴻商集団(Cathay Fortune Group)、博裕投資(Boyu Capital)の5社から約5億ドル(約680億円)を調達した。

ZEEKR001の22年11月の納車台数は前年同月比447.3%増の1万1011台。21年10月の納車開始から22年11月末までの累計納車台数は6万6611台となった。

吉利汽車の高級EV「ZEEKR」の第1号モデル、11月の納車台数5.5倍に

*22年12月16日のレート(1ドル=約137円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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