中国国産リージョナル機ARJ21、初めて海外に納機

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社注目記事

中国国産リージョナル機ARJ21、初めて海外に納機

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

【新華社上海12月19日】中国が国内で研究開発し、完全な独自知的財産権を有するリージョナルジェット機「ARJ21」が18日、海外顧客第1号となるインドネシアのトランスヌサ航空に正式に引き渡された。中国国産ジェット旅客機初の海外市場進出となる。航空機メーカーの中国商用飛機(COMAC)が明らかにした。
今回引き渡されたARJ21は95座席すべてがエコノミークラスで、客室の内装、旅客シート、外部塗装はいずれも顧客向けにカスタマイズされている。機体の外部塗装はトランスヌサ航空のロゴの色調をベースにデザインされており、青色は空、黄色は人類、緑色は大地を表す。

ARJ21はターボファンエンジンを搭載した中短距離リージョナル旅客機で、航続距離は2225~3700キロ。主として中心都市と周辺の中小都市を結ぶ放射状路線に用いられ、良好な高温性能、耐横風能力、夜間飛行性能を備えている。これまでに100機近くが納機されて300本余りの路線が開設され、100余りの都市を結んで延べ560万人余りの乗客を安全に輸送している。

近年、COMACは「一帯一路」の配置を軸に、海外市場での協力、耐空証明、顧客研修、航空機材保障などの面で創造的、革新的な模索と実践を行っており、ARJ21の海外進出の条件はますます整ってきている。

同社は今後、トランスヌサ航空に全ライフサイクルの顧客サービスと運用サポートを提供し、ARJ21の安全で円滑な運航を全力で保障していく。

原文はこちら

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録