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中国の電気自動車(EV)メーカー、上海蔚来汽車(NIO)の創業者・李斌氏が12月24日、同社のイベント「NIO Day 2022」で、第3世代となるバッテリー交換ステーションを発表した。
このステーションでは、バッテリー交換の所要時間を前世代より2割短縮した上、充電ポートを21個に増やしたことで、前世代より3割多い1日408回の交換サービスが可能となった。LiDAR(レーザーレーダー)を2つ配備し、NVIDIA製チップ「Orin」を2つ備えて508TOPSの演算能力を得たことで、車とステーションとのより精密な連携が実現し、自動駐車によるバッテリー交換ができるようになった。
第3世代バッテリー交換ステーションは、2023年3月の設置開始が予定されている。NIOは23年中に、中国国内のステーションを1700カ所とし、充電ポールを2万基とする計画だ。すでに中国本土の全ての省・直轄市・自治区で1287カ所のステーションが完成しており、「電区房」(ステーションから3キロ圏内の住宅・勤務先)は中国全土の68.7%をカバーしている。
(36Kr Japan編集部)
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