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字節跳動(バイトダンス)傘下の動画投稿プラットフォーム「抖音(Douyin)」が、電子商取引(EC)や生活関連サービスに続き、モビリティサービスを導入した。
抖音はすでに、オンライン配車予約やライドシェア、タクシーなど、モビリティサービスを提供する事業者の登録を開始している。事業者は抖音のアプリ内にミニプログラムを開設し、ユーザーに直接サービスを提供できるようになった。オンライン配車大手「T3出行」は22年12月、抖音のアプリ上にミニプログラム「T3打車」を開設している。
モビリティサービス事業者は以前、抖音のアプリ内で直接サービスを提供できず、リンク広告を掲載するだけだった。抖音のアプリでは主に優待クーポンを販売していた。ユーザーはリンク広告をタップし、事業者のアプリや事業者がテンセントのSNSアプリ「微信(WeChat)」に開設したミニプログラムに移動しないとサービスが受けられなかった。
抖音は今後、アリババ傘下の地図アプリ「高徳地図(Amap)」やWeChatのようにモビリティサービスが集約されたプラットフォームとして、配車予約をする際の選択肢の1つになりそうだ。
(36Kr Japan編集部)
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