中国パネル大手BOE、ベトナム北部に新工場建設か サムスンなどに有機ELパネル供給

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中国パネル大手の京東方科技集団(BOE)が、ベトナム北部に新工場2カ所を建設する計画で、投資額は最大で44億ドル(約5800億円)に上る可能性があるという。関係者の話で明らかになった。

BOEは、米アップルのほか、韓国のサムスン電子やLG電子などにパネルを供給している。関係者によると、ベトナム南部で稼働中の工場では主にサムスンとLG向けにテレビ用パネルを生産しているが、手狭になったため、同国北部で新たに最大100ヘクタールの工場用地を借用することで交渉を進めているという。

同社は用地の2割をリモートコントロールシステムの生産工場に、残り8割をパネルの生産工場などに充てるとみられる。新工場2カ所の竣工は2025年になる見込みで、液晶パネルではなく、より高度な有機ELパネルを生産する計画だという。

*23年1月11日のレート(1ドル=約132円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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