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トヨタ自動車は1月10日、2022年の中国市場での新車販売台数が前年比0.2%減の194万600台だったと発表した。12年以来、10年ぶりに前年実績を下回った。
広州汽車集団(GAC Group)との合弁会社「広汽豊田汽車(広汽トヨタ)」の販売台数は前年比21.4%増の100万5000台。中国第一汽車集団(FAW Group)との合弁会社「一汽豊田汽車(一汽トヨタ)」の販売台数は公表されていないが、生産台数は83万2201台だった。日本から輸入している高級車「レクサス」の販売台数は前年比22.5%減の17万5300台となった。
トヨタは「中国全土で新型コロナウイルスの流行が拡大し、来店者数が大幅に減少したことが影響した」としている。
トヨタは中国で新エネルギー車(NEV)への転換を加速させている。広汽トヨタは22年12月20日、NEV生産能力拡張プロジェクト第2期(広東省広州市南沙区)の操業を開始。同社の年間生産能力は100万台に達した。
トヨタ以外の大手2社も、中国での販売台数が振るわない。ホンダは前年比12.1%減の約137万台と2年連続で減少。日産自動車も22.1%減の約105万台と4年連続の前年割れとなった。
(36Kr Japan編集部)
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