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韓国の市場調査会社SNEリサーチが2月7日に発表したデータによると、韓国の車載電池メーカーが2022年、世界シェアを減少させた一方、中国のライバル企業は大きくシェアを伸ばしたことが分かった。
22年、世界の車載電池市場における韓国3大メーカー(LGエナジーソリューション、SK On、サムスンSDI)のシェアは、21年から6.5ポイント低下し23.7%だった。
うち、米テスラ(Tesla)や独フォルクスワーゲン(VW)、独アウディ(Audi)に製品を供給しているLGエナジーソリューションは、シェアを21年の19.7%から13.6%に下げて2位、SK Onは0.3ポイント減の5.4%で5位、サムスンSDIは0.1ポイント減の4.7%で6位となった。
一方、中国の車載電池メーカーは、中国国内の電気自動車(EV)に対する旺盛な需要と政策支援によりシェアを伸ばしている。その中でも世界シェアトップのCATL(寧徳時代)は、21年のシェア33%から37%に急伸した。同社と世界トップ10の中国メーカー6社を合わせると、世界市場で60.4%のシェアを占めており、21年の48.2%から大きく上昇した。
(36Kr Japan編集部)
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