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中国でセレクトショップ「KK館(KKguan.com)」などを運営する「KKグループ(KK集団)」がこのほど、香港証券取引所に提出した目論見書を更新した。KKグループは最初の目論見書が失効した後、2回目の申請となる。
KKグループは2015年に設立。現在は様々な商品を扱うKK館のほか、若者向けライフスタイルグッズを扱う「KKV」、流行のコスメ中心の「The Colorist」、主にアートトイを取り扱う「X11」という4つの小売ブランドを運営している。主にZ世代の消費者をターゲットに、生活雑貨のほか食品・飲料や文具などの商品を展開。現在では中国31省とインドネシア13都市をカバーし、707店舗の小売店を有している。
KKグループはこれまで7回にわたり、総額50億元(約970億円)近くを調達している。21年7月には、シリーズFで3億ドル(約400億円)を調達し、同社の評価額は約30億ドル(約3990億円)となった。
目論見書によると、売上高は19年が4億6400万元(約90億円)、20年が16億4600万元(約320億円)、21年が35億2400万元(約690億円)、22年は1月~10月だけで30億6700万元(約600億円)を売り上げている。
しかし、高額な販売コストなどが影響し赤字が続いている。損失額は19年が8860万元(約17億円)、20年が1億4300万元(約28億円)、21年が2億3800万元(約46億円)、22年1~10月の赤字は1億6000万元(約31億円)だった。
なお、当社はかつて、違法なフランチャイズや模倣品の販売などで、関係当局から罰則を受けたこと
がある。
*2023年2月15日のレート(1元=約19.5円 1ドル=133円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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