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【新華社ニューヨーク2月14日】米金融大手ゴールドマン・サックスは10日に発表したリポートで、2023年の4四半期平均の中国経済成長率を6.5%と予測し、中国経済の回復加速が世界経済の成長を促すとの見通しを示した。
リポートでは、中国経済の回復加速と内需回復により、23年末までに世界の経済成長率が1ポイント押し上げられる可能性があるとした。また、世界経済の成長見通しは日を追うごとに明るさを増しており、中国経済の回復ペース加速、国際金融市場におけるマイナス要因の解消、欧州での天然ガス価格低迷などを受けて、世界経済見通しの上方修正に踏み切ったと説明した。
中国経済は内需、海外旅行、コモディティー(商品)という三つの側面から、世界の経済成長に前向きな影響を直接及ぼすとの認識を示した。23年の中国の内需は5%増え、アジア太平洋地域の一部国・地域の経済成長率を約0.4ポイント押し上げると予想したほか、中国のサービス貿易に対する需要が徐々に持ち直し、特に海外旅行が目的国の経済を浮揚させるとの認識を示した。また、中国経済の回復加速が国際商品の需要と価格を押し上げる可能性があるとした。
このほか、世界の金融環境が改善し、国際貿易が増加するにつれ、中国の経済成長の波及効果が一段と大きくなるとの見通しを示した。
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