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自動運転技術を手掛ける中国スタートアップ「文遠知行(ウィーライド、WeRide)」が、米国にて新規株式公開(IPO)を内密に申請した。米ブルームバーグが報じた。最大5億ドル(約670億円)の調達を目指しているという。
ウィーライドは2022年3月、シリーズDで4億ドル(約530億円)を調達し、評価額が約44億ドル(約5900億円)となった。同社はルノー・日産・三菱アライアンスのほか、広州汽車集団(GAC Motor)、独ボッシュ、米投資ファンドのカーライル・グループなどから資金を調達しており、ボッシュとは自動運転ソフトウェアを共同で開発した。
17年に設立されたウィーライドは、自動運転レベル4(特定条件下での完全自動運転)の世界的リーディングカンパニー。世界25以上の都市で自動運転の研究開発やテスト、運営を行っており、自動運転による走行距離は累計で1500万キロメートル以上。同社の技術はモビリティ、貨物輸送、環境衛生の分野で実用化されており、主力商品およびプロダクトはロボタクシー、ロボミニバス(無人運転バス)、ロボバン(タウンユースの自動運転物流車)、ロボスイーパー(無人運転路面清掃車)、高度運転支援ソリューションなど。
*23年3月15日のレート(1ドル=約134円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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