中国新興EV各社とも赤字拡大。零跑汽車(Leap Motor)も22年は約6600億円の損失

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

中国新興EV各社とも赤字拡大。零跑汽車(Leap Motor)も22年は約6600億円の損失

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国の新興電気自動車(EV)メーカー「零跑汽車(Leap Motor)」が3月21 日、2022年の決算を発表した。売上高は前年比295.4%増の123億8500万元(約2360億円)、純損益は51億900万元(約970億円)の赤字で、前年の28億4600万元(約540億円)から赤字幅は79.52%拡大した。車両販売台数は前年比154.1%増の11万1200台だった。

15年12月に設立された零跑汽車は、新興EV御三家の「蔚来汽車(NIO)」、「小鵬汽車(XPeng Motors)」、「理想汽車(Li Auto)」に次いで4番目に上場した。

新興EV御三家も、22年は赤字を大幅に増やしている。蔚来汽車は144億3700万元(約2700億円)の赤字で、赤字幅は前年比で259.4%拡大、小鵬汽車は91億4000万元(約1700億円)の赤字で、赤字幅は前年比で88%拡大。理想汽車は20億3000万元(約380億円)の赤字で、赤字幅は前年の3億2000万元(約60億円)から6倍以上拡大した。

中国EV「小鵬汽車」、22年の純損失約1750億円に拡大 23年1Qも売上高激減の予想

1台あたり200万円の赤字 それでも中国新興EVが資金に困らないわけ

零跑汽車は、23年の販売目標を前年の2倍近い20万台と設定している。

*23年3月23日のレート(1元=約19.1円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録