HONOR、22年の中国スマホ市場でシェア2位に浮上 今年は欧州開拓急ぐ

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【新華社北京3月19日】中国のスマートフォンブランド、栄耀(HONOR)の趙明最高経営責任者(CEO)はこのほど取材に対し、スマートフォンのイノベーションには産業チェーンの協力パートナーと連携して努力する必要があると述べた。ハイエンド旗艦機種「Magic5」や折り畳みスマホなど新製品登場を受け、ますます多くの協力パートナーが進んで体験店の開設を申請しており、同ブランドの国内の体験店規模は今年、さらに拡大する見通しである。

同ブランドは海外市場でも大きな成長の余地を見出したという。今年は欧州市場の進出を加速させ、ハイエンド機種を武器に米アップルや韓国サムスンなどの大手との競合を展開する計画で、海外市場での出荷台数の前年比倍増を目指す。

業界筋によると、HONORは安定したサプライチェーンを備え、販路の構築でも新たな進展を遂げ、22年は出荷台数を大幅に伸ばした。米調査会社IDCの調査では、中国携帯電話市場の主要メーカーのうち、22年の出荷台数が前年比でプラス成長を達成したのはHONORだけで、通年の出荷台数は34・4%伸び、市場シェアは2位に浮上した。22年第4四半期(10~12月)のシェアは3位だった。

国内市場での地位を確立した同社は今年、欧州市場の開拓を急ぐ。趙CEOは「海外市場には大きな成長の余地があり、海外事業の成長が頭打ちになることは向こう5年かそれ以上の長期にわたってないだろう。23年には海外市場での出荷倍増を目指す」と語った。

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