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【新華社北京4月4日】中国の宅配大手、順豊控股(SFホールディング)は3月28日、2022年12月期決算を発表した。売上高は前年比29.1%増の2674億9000万元(約5兆1200億円)、純利益は44.6%増の61億7400万元(約1200億円)、非経常項目を除く純利益が2.9倍の53億3700万元(約1020億円)だった。
営業キャッシュフローは21年の153億5800万元(約3000億円)から22年の327億300万元(約6300億円)に増加し、自己資本利益率(ROE)は0.5ポイント上昇の7.3%に上った。
取扱件数は5.5%増の111億4千万件、うちスタンダードエクスプレス(SE)サービスの売上高(付加価値税含まず、以下同じ)は6.8%増の1057億元(約2兆200億円)、エコノミーエクスプレス(EE)サービスは0.5%増の255億5000万元(約4900億円)だった。
売上高構成比率をみると、新事業の割合が持続的に拡大して48.8%になった。中でもサプライチェーン・国際事業の売上高は2.2倍の878億7000万元(約1兆7000億円)に増え、売上高全体の32.8%を占めた。即時配送事業「順豊同城」は28.6%増の64億4000万元(約1200億円)。インターナショナル・ヘビー・フレート(IHF)サービスは2.3%増の279億2000万元(約5400億円)で、純利益は2767万元(約5億3000万円)と黒字転換を果たした。
22年末時点の貨物機保有機数は97機、うち自社機は77機。運航規模は世界138路線、5万1400便に上り、うち国際線は67路線、6700便以上に上った。同社は3月26日に80機目となる自社の貨物専用機を導入し、航空輸送力を一段と強化している。
同社が湖北省で建設した、アジア初の貨物専用ハブ空港として注目を集める鄂州(がくしゅう)市の鄂州花湖空港も22年に開港し、23年には国内線貨物路線40数路線の開設を予定している。7~9月にはハブとなる中継センターも次々に稼働を開始するという。
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