中国、超電導リニアの浮上運行に成功 時速600キロの実現に向け一歩

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鉄道車両世界大手「中国中車(CRRC)」 傘下の中車長春軌道客車はこのほど、高温超電導リニアの全要素試験システムが、初の浮上運行に成功したと発表した。今回の運行テストにより、超電導リニアシステムのコア技術が十分に検証され、事業化に向けた基礎が築かれたという。

超電導リニアは、車両と軌道のほか、けん引、給電、運行、通信などのシステムで構成され、高速・超高速列車や低真空パイプラインなどでの運用に適している。将来的には時速600キロを超える高速運行が可能となる見込みで、安全で快適かつ環境に優しいという強みもある。

日本ではすでに、東京・大阪間を結ぶ「リニア中央新幹線」の計画が進められている。2027年には東京・名古屋間の先行開業を予定しているが、諸事情により工事が遅れており、予定に間に合うか危ぶまれる状況となっている。

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(36Kr Japan編集部)

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