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米誌フォーブスは5月4日、世界の優れた投資家100人を選出した「ミダス・リスト」の2023年版を発表した。同リストは、フォーブスとトゥルー・ブリッジ・パートナーズ(TrueBridge Capital Partners)」が共同で作成したもので、、世界のテック系投資家トップ100人を選定した権威あるランキングとして知られる。両社は長年にわたってベンチャーキャピタルの浮き沈みを追跡している。
今年の1位は、セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)の創業者兼マネージング・パートナーの沈南鵬(ニール・シェン)氏だった。沈氏は、中国の生活関連サービス大手「美団(Meituan)」や電子商取引(EC)大手「拼多多(Pinduoduo)」およびTikTok運営元の字節跳動(バイトダンス)に出資し、2年ぶり4回目の1位となった。同氏がミダス・リストに入選するのはこれで12回目。18〜20年は連続3回の1位となり、21年は2位、22年は3位に選ばれていた。
評価額2200億ドル(約30兆円)と世界最高の企業価値を誇るスタートアップとして、大いに注目されているバイトダンスは、他のどの企業よりも多くの投資家をミダス・リストに押し上げている。今年はバイトダンスに投資した5人が入選した。
なお、今年のミダス・リストには中国の投資家14人が入選し、うち3人が女性だった。
*2023年5月23日のレート(1ドル=約138円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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