サブウェイ、中国で新たなフランチャイザーと提携 今後20年で約4000店展開へ

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米サンドイッチチェーンのサブウェイは6月6日、中国本土での事業拡大に向け、新たに地元企業の上海富瑞食企業発展(FRS)とマスターフランチャイズ契約を締結したと発表した。FRSには、プライベートエクイティ(PE)ファンド「Asia Investment Capital」を含む個人投資家が共同で出資している。FRSの社長兼会長には、米バーガーキング中国法人の前最高経営責任者(CEO)、朱付強氏が就任した。

今回の提携により、FRSは中国本土におけるサブウェイ全店舗の独占経営権および開発権を取得し、今後20年間で中国本土に約4000店舗を出店する計画だという。実現すれば、店舗数は現在の7倍以上となる。

中国でサブウェイ1号店がオープンしたのは1995年だが、18年を経た現在も店舗数はあまり伸びていない。チェーンストア業界団体の中国連鎖経営協会(CCFA)が今年3月に発表したリポートによると、1月31日時点の中国本土の店舗数は535店で、うちフランチャイズ店が530店、直営店はわずか5店だった。飲食業界専門の調査会社「窄門餐眼」のデータによると、現在の店舗数は673店となっている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、サブウェイは身売り計画を進めており、7月初旬には売却先が決定する見通しとなっている。現在の評価額は100億ドル(約1兆4000億円)を超えるとみられる。

*2023年6月13日のレート(1ドル=約140円)で計算しています。

 (36Kr Japan編集部)

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