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中国の駆動用パッテリー業界団体「中国汽車動力電池産業創新連盟(CABIA)」のまとめによると、2023年1~5月の中国の駆動用バッテリー搭載量は、前年同期比43.5%増の計119.2ギガワット時(GWh)となった。うち、三次系リチウム電池は37.9GWh、リン酸鉄リチウム電池は81.2GWhだった。
5月単月の搭載量は、前年同月比52.1%増、前月比12.3%増の28.2GWhだった。うち、三元系リチウム電池は前年同期比8.7%増、前月比12.8%増の9.0GWhで、全体の32.0%を占めた。リン酸鉄リチウム電池は前年同期比87.2%増、前月比11.8%増の19.1GWhで67.8%を占めた。
メーカー別では、寧徳時代新能源科技(CATL)が11.67GWhで全体の41.31%を占め、首位の座を守った。しかし、2位の比亜迪(BYD)がすぐ後ろに迫っている。BYDの搭載量は8.68GWhで、シェアを30.72%とした。3位の中創新航科技(CALB)は2.19GWhでシェアは7.76%だった。
中国の駆動用バッテリー業界で激しい競争が繰り広げられた結果、ここ数年はCATLの市場シェアが低下し続けている。21年のシェアは52.1%、22年は48.2%、23年1~5月は42.9%だった。
(36Kr Japan編集部)
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