ソフトバンクG出資の在宅フィットネス「Keep」、いよいよ香港上場へ 赤字経営続く

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中国発の在宅フィットネスサービス「Keep」がこのほど、香港証券取引所のヒアリングを通過したことが分かった。近く同取引所のメインボードに上場するとみられる。

Keepは2014年に設立され、中国最大のオンライン・フィットネス・プラットフォームに成長した。22年の平均月間アクティブユーザー数(MAU)は約3640万人に上る。同社はこれまでに9回の資金調達を完了しており、出資者にはソフトバンク・ビジョン・ファンド、高瓴資本(ヒルハウス・キャピタル)、テンセントなどが名を連ねている。

企業価値が半年で2倍に、ソフトバンクGから巨額資金を調達したフィットネスアプリ「Keep」

同社の主な収益源は、自社ブランド製品、会員制サブスクリプションおよびオンライン有料コンテンツ、広告およびその他のサービスの3本柱からなる。

最新の公開データによると、23年1~3月期の売上高は前年同期比7.2%増の4億4700万元(約89億円)、調整後の純損失は前年同期の1億5500万元(約30億円)からやや縮小し、1億1800万元(約23億円)となった。

22年通期の売上高は前年同期比36.6%増の22億1000万元(約440億円)、調整後の純損失は前年同期から19.3%縮小し6億6700万元(約130億円)だった。

ソフトバンクG出資の中国フィットネスアプリ「Keep」、22年も120億円超の赤字

*2023年6月23日のレート(1元=約19.9円)で計算しています。 

(36Kr Japan編集部)

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