テスラ、メキシコ新工場の稼働は25年1~3月期か 中国部品メーカーに現地工場設立を要求

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テスラ、メキシコ新工場の稼働は25年1~3月期か 中国部品メーカーに現地工場設立を要求

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米電気自動車(EV)大手テスラは、メキシコ北部ヌエボ・レオン州に計画している新工場の稼働開始を2025年1~3月期に設定し、部品サプライヤーに新たなスケジュールを伝えたことが分かった。市場では、24年下期にも新工場での生産が始まると予想されていた。中国の経済メディア「晩点(Late Post)」が報じた。

中国自動車関連メーカー、テスラについて次々メキシコ進出

全世界のテスラの工場のうち、現時点では上海工場の生産能力が最大となっている。同社の22年の世界販売台数は131万台で、うち71万台以上が上海工場で生産された。メキシコ工場が竣工すれば、上海工場と同等の年産能力を持つ見込みだ。テスラはメキシコ工場の新設にあたり、中国の複数の部品サプライヤーに対し、現地生産を実現するよう求めている。

複数のサプライヤーの情報をまとめると、テスラは今回、部品サプライヤーが25年までに現地での生産体制を整えられなければ、メキシコ工場からの受注が難しくなるだけでなく、もともと米国工場に輸出していた部品の受注も失う可能性があると明確に伝えたとみられる。

テスラはもはや中国を離れられない

(36Kr Japan編集部)

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