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中国人民大学中国民営企業研究センターと北京隠れユニコーン情報科技院(BIHU)はこのほど、江蘇省蘇州市で「2023年中国隠れユニコーン企業トップ500発展報告」を共同で発表した。隠れユニコーン企業とは設立5年前後で、評価額が2億元(1元=約20円)以上10億ドル(1ドル=約144円)未満の企業を指す。
23年の中国隠れユニコーン企業トップ500にランク入りした自動車産業関連企業は45社、評価額は合計で1678億9800万元だった。
BIHU傘下企業が手がけるユニコーン企業データベースによると、21、22年に中国隠れユニコーン企業トップ500に入った自動車産業関連企業は前年よりそれぞれ8社、14社増え、評価額は61.4%、65.0%増加した。23年にランク入りした企業数は前年の40社から12.5%増の45社に、評価額は前年の1463億4900万元から14.7%(215億4900万元)増の1678億9800万元になり、ともに増加傾向が見られた。
23年の中国隠れユニコーン企業トップ500に入った自動車関連企業の上位10社は新エネルギー大型トラックのDeepWay、中古車取引プラットフォームの車置宝、新エネ物流車両の集約化運営サービスの地上鉄、自動運転システム開発の天瞳威視、自動車流通サービスの売好車、長距離LiDAR(レーザーレーダー)開発の図達通、スマート商用車メーカーの開雲汽車、自動車の全ライフサイクルを網羅する電子商取引(EC)プラットフォームの車享、シャシー・バイ・ワイヤ技術開発の拿森汽車、トラックメーカーの三一重卡だった。うち、DeepWayの評価額は62億元で自動車関連企業の首位、隠れユニコーン企業トップ500の総合8位に輝いた。車置宝は評価額が60億元で2位、総合17位に、地上鉄は評価額58億5千万元で3位、総合43位になった。(新華社北京)
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