トヨタ、燃料電池システムの外販強化 需要高まる欧州・中国で商用車向け中心に
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トヨタ自動車の中嶋裕樹副社長は7月11日、水素を用いる燃料電池(FC)システムの外販について、2030年までに年間10万台規模の受注が見込まれるとの見通しを示した。市場拡大が見込まれる欧州や中国を中心に、トラックなど商用車への搭載を目指す。20万台以上への上積みも視野に入るという。
トヨタが7月1日付で水素事業の専任組織「水素ファクトリー」を設立して以降、初の戦略発表となった。水素ファクトリーは、燃料電池技術を商用車や産業用発電などに拡大することを目的に、燃料電池や水素関連製品の開発・生産を担う。欧州や中国では現地企業などとの提携強化も図る。
同社の2022年の燃料電池車(FCV)販売台数は3900台余りで、世界のFCV販売台数約950万台の1%にも届かなかった。
(36Kr Japan編集部)