TikTok、アイルランドのデータセンター稼働 欧州ユーザー情報の安全管理を徹底

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

EXCITEのRSSに登録大企業注目記事

TikTok、アイルランドのデータセンター稼働 欧州ユーザー情報の安全管理を徹底

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

中国IT大手のバイトダンス傘下の動画投稿プラットフォーム「TikTok」は現在、欧州のユーザーが同社のデータセキュリティに対して抱える不安を払拭するため、現地データセンターの設立を進めている。

TikTokは9月5日、アイルランドの首都ダブリンに建設したデータセンターを正式に稼働させ、欧州のユーザー情報を同センターに移行し始めたと発表した。ユーザー情報は全て現地で保存され、サイバーセキュリティを手がける英NCCグループがデータセキュリティ対策を監督・管理する。

同社は、今回稼働したダブリンに加え、アイルランドとノルウェーの2カ所でもデータセンターの建設が進んでいると明らかにした。

TikTok、利用禁止の危機受け「米国人の半数が利用」とアピール。CEOが23日に米公聴会で証言

TikTokは世界最大の人気を誇る動画投稿プラットフォームで、現在のユーザーは世界で10億人余り、うち約1億2500万人が欧州のユーザーだという。

バイトダンスはこれまでにも繰り返し、TikTokは独立して運営されており、ユーザー情報は全てシンガポールと米国で安全に保存されていると説明してきた。しかし、英国やニュージーランドなど一部の国では、依然として政府端末でのTikTokの使用が禁じられている。

TikTokだけでない…米国の人気上位アプリに中国製ずらり。「禁止」に潜むリスク

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録