情報要約AIツール「Glarity」開発元「Sparticle」、 AWS 大規模言語モデルの開発支援プログラムに採択

生成AIや大規模言語モデル(LLM)をベースとする様々なAIプロダクトを提供するスタートアップ企業「Sparticle」は、アマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSジャパン)主導の「AWS LLM 開発支援プログラム」に採択された。

AWSジャパンはLLMの研究開発を進める日本国内の企業・団体の支援を行うために、2023年7月に「AWS LLM 開発支援プログラム」をスタートさせた。9月4日に支援プログラムの採択結果を発表し、Sparticleのほかにも、サイバーエージェント、Preferred Networks、東京大学松尾研究所、マネーフォワード、リクルートなど合わせて16社の有力企業・団体が選ばれている。

Sparticleは日本のAI企業のパイオニアを目指し、2019年に設立された。現在、日本・中国・北米に開発と運営チームを置いている。創業者兼CEOの金田達也(金峰)氏は、中国IoT家電&スマートフォン大手・シャオミ(Xiaomi)の元幹部で、高度な開発経験を持つエンジニアだ。

Sparticleの主要製品には、コンテンツ要約ツール「Glarity」、リアルタイム通訳アプリ「Felo瞬訳」、AIスーパー社員ツール「GPTBase」、仮想空間コミュニケーションツール「CircleO」などがあり、一般ユーザー向けと企業向けに幅広いサービスを提供している。

仮想空間コミュニケーションツール「CircleO」

Glarityは、ChatGPTを活用して、Google検索やYouTube動画、ニュースサイトなどすべてのWebサイトのコンテンツを迅速に要約しテキスト化できるツールだ。たとえば、YouTube動画を開くと、ページの右側にGlarityが自動的に動画の内容やハイライトを迅速にテキストでまとめてくれる。この製品は、宣伝やマーケティングを行わなかったにもかかわらず、リリースからわずか6ヶ月で10万人以上のユーザーに利用され、高い評価を受けている。同じくGPT技術を駆使したリアルタイム音声通訳アプリ「Felo瞬訳」も、1ヶ月で5万人以上のユーザーを獲得した。

アマゾンの商品レビューページも簡単に要約

同社はこれから、AWS LLM開発支援プログラムによるサポートを受けながら、日本の生成AI技術の実用化を積極的に推進していく予定。

(36Kr Japan編集部)

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