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米電気自動車(EV)大手テスラは17日、世界で500万台目の車両を中国の上海工場「ギガファクトリー」でラインオフした。同社は公式ソーシャルメディアで発表し、世界のユーザーに感謝を表明した。
上海ギガファクトリーは6日に200万台目をラインオフさせている。100万台までは33カ月かかったが、200万台までは13カ月と期間を大きく短縮させた。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は6月の訪中時に同工場について「世界で最も生産効率が高い工場であり、生産する車は世界で最も品質の優れた車の一つだ」と評価した。
乗用車の業界団体、全国乗用車市場情報連合会(乗連会)が8日に発表したテスラ上海工場の8月の納車台数は前月比31%増の8万4159台で、高級ブランド車の首位を維持した。1~8月は62万4千台を超え、引き続き世界のギガファクトリーで最も生産台数の多い工場となった。
上海工場は現在、部品の現地調達率が95%を超え、中国人従業員が99.99%を占める。上海、江蘇省の蘇州と南通、浙江省の寧波など長江デルタ地域で4時間圏サプライチェーンを構築し、電池や車載半導体、自動運転システム、内装部品、精密加工など新エネルギー車部品のエコシステムを確立している。(新華社上海)
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