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中国家電大手の海信集団(ハイセンス)は9月19日、世界初となる折りたたみ式の大画面レーザーテレビ「L5K」を発表した。
L5Kは100インチ・110インチ・120インチの3サイズ展開で、ディスプレーの厚みはわずか2センチとなっている。重さは100インチサイズで18キロと、同サイズの液晶テレビの5分の1と軽量だ。
しかも、フレームは折りたたみ可能で、フレキシブルなディスプレーをくるくる巻いて運搬できるため、家の中に容易に搬入できる。搬入時にはフレームを180度折りたたみ、スクリーンと分けて運べるため、あらゆるタイプのエレベーターに乗せられる。
従来の大画面テレビは、場合によっては搬入のためにクレーンを使用したり窓を外したりする必要があり、設置には通常2〜3時間程度がかかった。一方、L5Kは搬入から接続までに約40分しかかからず、すぐに大画面・高画質・高音質のホームシアターを楽しめるという。
L5Kは、カナダの映像技術会社IMAXコーポレーションによる上映システムを自宅で体験できるプログラム「IMAX Enhanced」の認定を受けている。1テラバイトのネットワーク接続型ストレージ(NAS)を搭載し、高ビットレートの4K映画のライブラリーも備え、高品質な映像の視聴を望むユーザーに映画館レベルのオーディオ・ビジュアルを提供する。
(36Kr Japan編集部)
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