ジャック・マーがアリババ退任:引退ではなく、挑戦するために新天地へ

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2019年9月10日は、アリババグループ創立20周年の記念すべき日であり、創業者の馬雲(ジャック・マー)氏55歳の誕生日でもあった。 中国では「教師の日」としても知られる。

同日の夜、杭州のオリンピックスポーツセンターで開催されたアリババ創業記念イベントで、マー氏はアリババの会長を辞任し、現最高経営責任者(CEO)の張勇(ダニエル・チャン) 氏を後任に据えると発表した。辞任を発表した後、マー氏は涙をこぼしながら会場に語りかけた。

以下一部抜粋。

「これはジャック・マーの終わりではない。制度継承の始まりだ」

「アリババは私の多くの夢の一つにすぎない。私はまだ若い。これからもさまざまな新しいことに挑戦していきたいと思っている。これまでも携わってきた教育、環境保護、公益事業などにはさらに力を入れていくつもりだ」

「明日目が覚めたら私の新しい生活が始まる。世界はこんなにも素晴らしく、たくさんのチャンスが転がっている。にぎやか好きの私がこの若さで引退することなど考えるわけがない。新しい天地で自分自身の力を発揮していこうと思う」

「青き山が永遠にそこにあり、清水が流れ続けるように。また会う日まで!」

(36Kr Japan編集部)

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