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米国の電気自動車(EV)メーカー「ルーシッド・モーターズ(Lucid Motors)」に続き、「フィスカー(Fisker)」が中国での事業展開に向けた準備を本格化させている。
フィスカーは10月12日、上海市内に中国初の体験型店舗「フィスカーラウンジ」を開設し、23年12月または24年1月に営業を開始すると発表した。ヘンリック・フィスカー会長兼最高経営責任者(CEO)は「中国は当社にとって非常に重要な市場だ」とした上で、「中国ではEV産業が急成長している。フィスカーが『中国市場に2つしかない純粋な海外EVブランド』のうちの1つに位置付けられることに期待したい」と述べた。
フィスカーが現在発売している電動SUVの「Ocean」シリーズは、3万7499ドル(約560万円)の「Sport」、4万9999ドル(約750万円)の「Ultra」、6万8999ドル(約1000万円)の「Extreme」の3車種で、米テスラを意識した価格設定となっている。
同社は、24年1~3月期にも中国でOceanシリーズの納車を開始し、早ければ24年中に現地生産を開始する計画を明らかにしている。計画が順調に進めば、上海ギガファクトリーを構えるテスラと激しい競争を繰り広げることになるだろう。
*2023年10月21日のレート(1ドル=約150円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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