人型ロボット開発の「UBTECH」が香港上場 上場式典で最新ロボット「Walker S」が活躍

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人型ロボットを開発する中国の「優必選科技(UBTECH Robotics)」が2023年12月29日、香港証券取引所のメインボードへの上場を果たした。証券コードは9880。上場初日の株価は一時93.45香港ドル(約1730円)まで上昇し、時価総額は390億香港ドル(約7220億円)に迫った。

上場セレモニーでは、舞台上で待ち構える周剣・最高経営責任者(CEO)にパンダ型ロボット「優悠(Youyou)」が歩み寄り、銅鑼ばちを手渡した。今回が初披露となる工業分野向け人型ロボット「Walker S」も銅鑼ばちを手に舞台中央に進み出て、周CEOと共に取引開始を告げる銅鑼を打ち鳴らした。

UBTECHは2012年の設立以来、一貫して人型ロボットのコア技術の研究開発に注力してきた。人型ロボット関連で保有する特許は1800件余りと、世界でもトップクラスだ。

同社は総合的な人型ロボット技術を基に、人工知能(AI)教育やスマート物流、スマートリハビリテーション、商用サービスなどの分野で実用化を進めている。23年6月30日時点で、50以上の国・地域で事業を展開し、900社以上の取引先を抱え、76万台以上のロボットを販売している。

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*24年1月4日のレート(1香港ドル=約18.5円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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