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ウェブサイト分析のSimilarwebがこのほど、2023年12月の電子商取引(EC)サイトの訪問者数(ユニークビジター)ランキングを発表した。米アマゾンは26億5900万人で圧倒的首位となった。
中国発の格安EC「Temu(ティームー)」は4億6700万人で、アリババグループの「AliExpress(アリエクスプレス)」と並んで2位に入った。3位はアパレルEC「SHEIN」で1億7230万人だった。
Temuの訪問者数は、23年6月は2億2630万人で4位だったが、この6カ月間で106.4%増と急速に伸びた。
22年9月に米国市場でサービスを開始したTemuは、最も力強く成長する越境ECサイトの1つとなった。これまでにない強烈な「バリュー・フォー・マネー」戦略を打ち出し、超低価格な商品と割引クーポンの提供で新規ユーザーを急速に獲得したことが、急成長の主な理由となった。また、マーケティングやプロモーション、SNSでの情報拡散に全力を傾ける手法も、欧米市場のユーザー獲得につながった。
同社は、23年の流通取引総額(GMV)目標を140億ドル(約2兆円)としていたが、24年は2倍以上の300億ドル(約4兆4000億円)に設定したという。
*2024年1月13日のレート(1ドル=約145円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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