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タイヤ大手ブリヂストンの中国子会社、普利司通(中国)投資は25日、江蘇省無錫市のハイテク産業開発区と業務管理センター構築プロジェクトに関する契約を結んだ。
センターは同開発区の立地と専門人材の集積という優位性を利用し、業務を集約管理するセンターオブエクセレンス(CoE)としての役割を担う。プロジェクトは財務シェアードサービスセンター(FSSC)業務から始め、財務業務プロセスの再構築と技術革新を通じて、同社が中国エリアに持つ生産工場や販売拠点の財務管理機能を包括的に整理統合し、財務管理の一体化と財務制度の整備を進める。
同社のアグスティン・ペドローニ総経理は、同開発区には優れた産業基盤やイノベーションエコシステムが形成され、優良企業が集積していると指摘。ブリヂストングループは開発区との交流や協力の強化によって生産能力のさらなる向上や製品の技術革新、中国エリア事業の発展につなげ、開発区の自動車部品製造業の質の高い発展に貢献していきたいと語った。
ブリヂストンは1931年設立の世界的なタイヤメーカーで、世界上位500社に入る。無錫では2003年にタイヤ生産工場を設立して以降、多くのプロジェクトを実施している。(新華社無錫)
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