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日本のイラスト作家ぢゅの氏が描く猫シリーズの作品「mofusand(中国語訳:猫福珊迪)」がこのところ、中国で大ヒットしている。中でも一番人気を誇るサメの着ぐるみを着た「サメにゃん」は、SNSアプリ「小紅書(RED)」に3万以上の関連投稿がある。
北京市の大型ショッピングモール「西単大悦城」にこのほど、mofusandのポップアップストアがオープンし、国内で12月の上海に続く2店舗目となった。ファンはここで、室内装飾品や抱き枕、ポストカード、帆布バッグなど、さまざまな商品を購入できる。取材当日の1月30日は平日にもかかわらず、店内は買い物客であふれていた。
中国の茶系飲料チェーン「奈雪的茶(NAIXUE)」も1月初め、mofusandとコラボレーションした期間限定のドリンクやケーキ、マグカップ、ステッカーなどの商品を発売した。北京にある同ブランド店舗の店長によると、発売直後から多くの客が来店してコラボシリーズを購入し、ネット注文も絶えないという。メディア業界で働く女性の沈(しん)さんは、mofusand製品が大好きで、ドリンクと保温ボトルのセットを購入したと教えてくれた。奈雪とコラボした保温ボトルはかわいくて安かったので、すぐにオンラインで購入したという。
中国でmofusandの宣伝と普及が進むにつれて、ますます多くの人々がこのクリエーティブで楽しい猫の世界に注目し、愛着を持つようになっている。ポップアップストアのオープンも、「奈雪的茶」とのコラボも、中国でのmofusandの発展に新たな活力を吹き込んでいる。(新華社北京)
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