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穴あきサンダルで知られるカジュアルシューズブランドの米クロックス(Crocs)は、一時は「ダサい」と揶揄されることもあったが、2023年は中国を中心に業績が拡大した。
クロックスがこのほど発表した23年通期決算は、売上高が前年比11.5%増の39億6200万ドル(約5900億円)、純利益は46.85%増の7億9300万ドル(約1200億円)だった。うち、クロックスブランドの売上高は13.3%増の30億ドル(約4500億円)、「ヘイデュード(Hey Dude)」ブランドの売上高が6.0%増の9億4900万ドル(約1400億円)となった。
クロックスの拠点は米国だが、 海外市場での成長が際立つ。23年は海外事業の売上高が全体の32.5%を占めた。とくにアジア市場の成長が目覚ましく、クロックスブランドの売上高上位5カ国には、アジアから中国、インド、日本、韓国の4カ国が入っている。なかでも中国売上高の前年比伸び率は3桁に達し、海外市場平均の23%を大きく上回った。クロックスは今後、アジア市場の拡大に焦点を当てる方針だという。
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*2024年2月24日のレート(1ドル=約150円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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