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中国の民間シンクタンク、胡潤研究院がこのほど発表した中国ブランドの価値ランキング「胡潤ブランド番付2023」で、酒造大手の「貴州茅台酒」が製造・販売する白酒(蒸留酒)・貴州茅台が6年連続で「最も価値ある中国ブランド」に選ばれた。ブランド価値は上位300位の中で1兆元(1元=約20円)を唯一突破し、ランク入りした他の白酒ブランド(24ブランド)の合計を上回った。
2位は同業の「宜賓五糧液」(前年比4%増の2600億元)、3位は通信アプリ「微信(ウィーチャット)」(41%増の2250億元)で順位を1つ上げた。
ランキングの発表は18年連続となり、ランク入りのボーダーラインは前年の25億元から30億元に上昇した。トップ100入りのボーダーラインは昨年と同じ135億元だった。
ランク入りしたブランド数を業種別に見ると、最も多かったのは金融(前年比7ブランド減の45)、次に食品・飲料(4ブランド減の34)が続いた。3位は酒類(3ブランド減の29)、4位は生活サービス(4ブランド減の20)だった。上位4業種がブランド数でトップ300の4割以上、ブランド価値で半数を占めた。
ブランド価値の伸びでは、上位10ブランドの業種は電子商取引(EC)・小売り、生活サービス、メディア・娯楽、酒類、電気通信、飲食、自動車製造の七つだった。(新華社北京)
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