中国の都市向け自動配送ロボット、美団やバイドゥなどから約150億円を調達

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中国の都市向け自動配送ロボット、美団やバイドゥなどから約150億円を調達

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都市部向けの自動配送ロボットを開発する「九識智能(ZELOS)」がこのほど、シリーズAで約1億ドル(約150億円)を調達した。生活関連サービス大手の美団(Meituan)が主導し、IT大手の百度(バイドゥ)傘下の百度風投(Baidu Ventures)、獨秀資本(Unicorn Capital Partners)、閑庭基金(Xianting Fund)、索道基金(Seekdource)も参加した。

九識智能は2021年に蘇州で設立され、23年には世界に先駆けて自動運転レベル4の都市部向け配送ロボット「九識Z5」シリーズを発売した。同社の説明によると、積載スペース、運行距離、積載重量の3指標が業界トップクラスとなっており、宅配や構内物流、生鮮食品の配送など、都市物流のニッチなシーンをすべてカバーする。新エネルギーと自動運転を組み合わせることで、商用車のエネルギーコストと人件費の大幅削減が可能となるため、顧客はコストを5割以上縮小できる。

同社の自動配送ロボットはすでに50以上の都市に導入され、レベル4での運行距離は累計200万キロメートルを超えた。雨や雪、複雑な交差点、トンネル、高架橋といった路面条件にも対応可能だという。

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*2024年3月12日のレート(1ドル=約147円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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