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サロモン(SALOMON)やアークテリクス(ARC’TERYX)」などのブランドを擁するスポーツ用品世界大手「アメアスポーツ(AMER SPORTS)」が3月5日、2023年10~12月期および23年通年の決算を発表した。
10~12月期の売上高は前年同期比9.7%増の13億1500万ドル(約1900億円)、うちアークテリクスを中心とするテクニカルアパレル部門の売上高は23.3%増と大幅な伸びを示した。23年通年の売上高は23.1%増の43億6800万ドル(約6400億円)、純損失は2億900万ドル(約310億円)と22年に比べ縮小した。
地域別の売上高は、中国事業が前年同期比45%増と大きく伸び、当期の好業績のカギとなった。中国を除くアジア太平洋事業も22%増と力強い成長を維持した。 一方、同社が収入の基盤とする欧州、中東、アフリカ(EMEA)事業は1%減となり、米国事業は5%増にとどまった。
アメアスポーツは19年、中国スポーツ用品最大手の安踏体育用品(ANTA)に買収され、24年2月1日(現地時間)に米ニューヨーク証券取引所に上場した。
*2024年3月12日のレート(1ドル=約147円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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