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新エネルギー車(NEV)ブランド「哪吒汽車(Neta)」を展開する中国の合衆新能源汽車はこのほど、タイに設立したエコスマートファクトリーが量産を開始し、タイ市場での現地化が重要な進展を遂げたと発表した。
同工場は2023年3月にバンコクンのバーンチャン工業団地で定礎式を行った。右ハンドル仕様の電気自動車(EV)を生産し、東南アジア諸国連合(ASEAN)に輸出する重要な拠点で、同社初の海外工場でもあり、年間生産能力は3万台を見込む。
タイは東南アジア地域の重要な自動車生産国で、産業チェーンが整っており、影響力の及ぶ範囲が広いという強みを持つ。同国ではここ数年、中国の新エネ車メーカーによる工場建設が相次いでいる。哪吒汽車タイ現地法人の舒剛志総経理によると、エコスマートファクトリーが正式に量産を開始したことで、同国だけでなく、より幅広い市場の環境にやさしい乗り物に対する需要を満たすと同時に、グローバル化の速やかな発展により強力なサポートを提供するとみられる。
同社は22年に海外進出を開始して以降、世界規模で動きを加速させている。23年の海外販売台数は2万台の大台を超えた。24年には海外販売網を60カ国に広げ、海外で販売サービス拠点を500カ所設立することを計画している。(新華社バンコク)
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