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中国の生活関連サービス大手「美団(Meituan)」が3月22日、2023年10~12月期および通年の決算を発表した。
23年10~12月期の売上高は前年同期比22.6%増の737億元(約1兆5000億円)。純損益は前年同期の11億元(約230億円)の赤字から22億元(約460億円)の黒字に転じ、調整後の純利益は8億3000万元(約170億円)から43億7000万元(約920億円)に増加した。
23年通年の売上高は前年同期比25.8%増の2767億元(約5兆8000億円)。純損益は前年同期の67億元(約1400億円)の赤字から139億元(約2900億円)の黒字に転じ、調整後の純利益は28億3000万元(約590億円)から232億5000万元(約4900億円)に増加した。
フードデリバリーや宿泊・チケット予約、日用品宅配サービスの美団閃購(Meituan Instashopping)などを含む「中核生活関連サービス事業」は好調で、23年通年の売上高は前年同期比29%増の2069億元(約4兆3000億円)、営業利益は前年比31%増の387億元(約8100億円)に拡大した。即時配達サービス(フードデリバリーや美団閃購などの配送を含む)の総注文数は24%増の219億件となった。ドローン配送サービスでは、オフィスや住宅地、大学、観光地、市立公園、医療機関などを対象に、計22万件以上の配送業務を実施した。
美団の王興・最高経営責任者(CEO)は決算電話会議で、フードデリバリー事業は長年にわたり激しい競争に直面してきたが、美団の市場シェアは拡大を続け、設定した目標を達成してきたと述べた。
*2023年3月25日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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