中国車載電池大手CATL、ボルボと持続可能な発展で再び提携

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中国車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)はこのほど、スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーズと、持続可能な発展に関する協力を深めるための戦略的協力に関する覚書を締結したと明らかにした。
 
ボルボは使用済み・廃バッテリーを回収し、同社が認定する川下のサプライヤーにニッケル、コバルト、リチウムなどの金属材料を抽出する処理を任せる。CATLはこれらの再生材を利用して新しいバッテリーを生産し、ボルボの新車に搭載する。双方は高効率で協調がとれ、透明性が高い管理メカニズムを共同で構築し、回収・生産のプロセスが双方の品質基準に合致し、かつ世界各地の法律・規則に準ずることを確保する。
 
今回の覚書締結は、CATLとボルボが持続可能な発展の面でさらに新たな段階へと進んだことを意味する。両社は電気自動車(EV)のフルライフサイクルにおける二酸化炭素(CO2)排出量の削減に共同で取り組み、循環経済の急速な発展を推進する。CATLは今後も引き続き自身の技術優位性を生かし、バッテリーリサイクルのクローズドループ型管理をめぐり、バリューチェーンの推進と確立に一層貢献するとしている。(新華社北京)

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