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中国の自動運転ユニコーン「小馬智行(Pony.ai) 」が、近く米国のナスダック証券取引所またはニューヨーク証券取引所に上場する可能性が出てきた。中国証券監督管理委員会(CSRC)は4月23日、Pony.aiが申請していた海外での新規株式公開(IPO)を承認したと公式サイトで発表した。
Pony.aiは2016年、中国IT大手・百度(バイドゥ)の自動運転事業部門出身の彭軍氏と楼天城氏によって米シリコンバレーで設立された。23年3月には、シリーズDの資金調達を完了し、評価額は85億ドル(約1兆3400億円)に達した。現在のところ、中国で最も評価の高い自動運転企業となっている。
Pony.aiは現在、中国や米国などで自動運転車両の走行試験や試験運用を展開している。特に中国では北京、上海、広州、深圳などで完全無人運転車の試験運用を実施しており、試験走行の距離は累計3100万キロメートルを突破した。
Pony.aiがトヨタ自動車から出資を受け、強いパートナーシップを築いていることにも注目が集まる。トヨタの中国法人は4月26日、Pony.aiおよび広汽トヨタ(広州汽車集団との合弁会社)と共同出資し、新会社「騅豊智能科技」を設立し、自動運転タクシー(ロボタクシー)の大規模量産と商用化を推進すると発表した。
*2024年4月30日のレート(1ドル=約158円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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