中国CATLの新電池、1000キロの航続距離を実現 10分間で600キロの超急速充電も【北京モーターショー】

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中国CATLの新電池、1000キロの航続距離を実現 10分間で600キロの超急速充電も【北京モーターショー】

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中国車載電池大手の寧徳時代(CATL)は「北京モーターショー2024(第18回北京国際汽車展覧会)」で、4C(15分でほぼ満充電)の超急速充電で1000キロの航続距離を実現する世界初のリン酸鉄リチウムイオン(LFP)電池「神行PLUS」を発表した。

CATLは、2023年8月に発表した「神行超充電池」に続き、LFP電池の最長航続距離を再び更新した。同社は業界初の一体型セルケースを開発し、電池セルの体積利用率(電池パックの体積に対する電池セルの体積)を大幅に向上させることに成功。神行PLUSの重量エネルギー密度は200Wh/kgの大台を超えて205Wh/kgに達した。これにより、最長航続距離1000キロ、10分の充電で600キロの走行が可能となった。

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同社は今後、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)や充電サービス企業の星星充電(Star Charge)などと手を携え、中国最大の超急速充電ネットワークを構築していくという。

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(36Kr Japan編集部)

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