アップル、中国で販売低迷続く 「618セール」でiPhone 15を最大4万円の値下げに

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アップル、中国で販売低迷続く 「618セール」でiPhone 15を最大4万円の値下げに

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中国での販売不振が続く米アップルは、中国の巨大ショッピングセール「618」に合わせ、再び値引き戦略を実施した。

アリババグループ傘下のECプラットフォーム「天猫(Tmall)」の公式ストアで、スマートフォンの最新機種「iPhone 15」シリーズを5月20〜28日の期間限定で最大4万円を値引きして販売する。

期間中に天猫のアップル公式ストアで公式クーポンと天猫クーポンを併用すると、通常価格9999元(約22万円)の「iPhone 15 Pro Max(1TB版)」が7949元(約18万円)で購入できる。通常価格5999元(約13万円)のエントリーモデル「iPhone 15(128GB版)」ならば、4599元(約10万円)で手に入る。

iPhone 15シリーズの値引き販売は、今回が初めてではない。アップルは24年1月、中国の公式サイトでは初となる期間限定の割引キャンペーンを実施した。

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ここ数年は革新的な製品をあまり生み出せていないことに加え、中国の競合メーカーの追い上げもあり、iPhone 15シリーズの出荷台数は低迷している。アップルの2024年1~3月期決算によると、大中華区(グレーターチャイナ)の売上高は前年同期比8%減の163億7200万ドル(約2兆6000億円)だった。iPhone 15シリーズの出荷台数の落ち込みが響いたとみられる。

市場調査会社TechInsightsが5月6日に発表したデータによると、2024年1~3月期の中国スマホ出荷台数ランキングで、アップルはシェア13.7%で6位となり、トップ5から脱落した。一方、ファーウェイはシェアを16.6%に伸ばし、3位に浮上した。

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*1元=約22円 1ドル=157円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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