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中国スマートフォン大手の小米集団(シャオミ)は5月23日、2024年1~3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比27%増の755億1000万元(約1兆7000億円)と市場予想を上回った。調整後の純利益は100.8%増の65億元(約1400億円)に達し、四半期ベースで過去最高を記録した。
主力のスマホ事業の売上高は32.9%増の465億元(約1兆円)、世界出荷台数は33.7%増の4060万台で、世界シェア3位を維持した。
注目の自動車事業についても初めて言及し、スマート電気自動車(EV)など革新的事業への支出が計23億元(約500億円)だったと明らかにした。シャオミの盧偉冰総裁は決算説明会で、主力事業の業績が拡大したことにより、傘下の「小米汽車(Xiaomi Auto)」など革新的事業の成長に向け、強力な資金的サポートを継続できるとの考えを示した。
シャオミ初のEV「SU7」は3月28日の発売以降 、受注台数が右肩上がりに増加している。4月30日時点の受注台数は8万8063台となり、5月15日には納車台数が累計1万台を突破した。6月からは工場を2交代制で稼働させ、生産能力を高める。同月の納車台数は1万台を超える見込みとなっている。シャオミは24年の年間生産台数10万台を確保した上で、年間納車台数12万台を目指すという。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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