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小型アクションカメラの人気ブランド「Insta360(影石創新)」は、2023年の売上高が前年比約100%増の約40億元(約880億円)となり、2年連続の倍増を実現した。欧米や日本、韓国など海外市場の売上高が全体の約8割を占めた。なかでも韓国事業は急成長を遂げ、23年の出荷台数が前年比2倍に跳ね上がった。
Insta360は2015年に設立され、中国広東省深圳市に本社を構え、ロサンゼルス、東京、ベルリン、香港に支社を置く。日本支社の「Insta360 Japan」(東京都中央区)は19年9月に設立された。
同社はパノラマカメラやアクションカメラなどの開発・製造・販売に注力し、プロ向け製品と一般向け製品を提供している。米調査会社フロスト&サリバンによると、22年の世界の一般向けパノラマカメラ市場では、同社の製品「Insta360」が50.7%のシェアを占め、数年連続の世界一となっている。フロスト&サリバンは、26年までに世界のアクションカメラ市場の規模は460億元(約1兆円)に拡大すると予想している。
*1元=約22円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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