ミリ波レーダー向けSoCの中国「Calterah」、シリーズDで数十億円超を調達  

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CMOSミリ波レーダーセンサー向けのSoC(System on a Chip)を開発する「加特蘭微電子科技(Calterah Semiconductor Technology)」がこのほど、シリーズDで既存株主の国家集成電路産業投資基金や国鑫創投(Guoxin investment)などから数億元(数十億円超)を調達した。今回調達した資金は、製品開発や市場開拓に充てられる。

Calterahは2014年に設立され、ミリ波レーダーセンサー向けの高集積チップの開発に注力してきた。 現在は、77 / 79ギガヘルツ(GHz)および60GHzのSoCとアンテナインパッケージ(AIP)向けSoCを打ち出し、業界で最も総合的な製品ラインアップを展開している。同社のSoCは主に運転支援システムや自動運転システムで活用されており、4Dイメージングレーダーやフロントセンサー、コーナーセンサー、車内センサー、ドア開閉時の障害物センサーなどに用いられている。

現在は、比亜迪(BYD)や上海汽車集団(SAIC)、蔚来汽車(NIO)などの自動車メーカー20社以上と提携しており、これまでに約170車種・850万台以上の車両に同社の製品が搭載された。中国国内の市場シェアは約20%に上る。

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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