中国発人型ロボット「Galbot」、香港政府系投資会社から資金調達 一体600万円台で年内に発売か

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中国発人型ロボット「Galbot」、香港政府系投資会社から資金調達 一体600万円台で年内に発売か

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香港政府系の投資会社「香港投資管理(HKIC)」は7月19日、北京市に拠点を置く人型ロボットメーカー「銀河通用機器人(Galbot)」に出資したと発表した。具体的な金額は非公開。

Galbotは今後、香港の強みである小売業や観光業の現場に人型ロボットの試験運用ポイントを複数設置し、身体性を持つ人工知能「エンボディドAI」による行政サービスの可能性を模索する。また、香港の高等教育機関と共同でエンボディドAIの設計や応用に関するコンテストなどを開催し、香港が世界中から専門家が集まるイノベーションの中心となるよう後押ししていく。

Galbotは2023年5月に設立され、現在は北京市、広東省深圳市、江蘇省蘇州市に研究開発センターを置く。24年6月にはエンジェルラウンドで7億元(約150億円)を調達。評価額は35億元(約740億円)となり、ユニコーン企業の仲間入りに近づいた。出資者には、生活関連サービス大手・美団(Meituan)の戦略投資部門や自動車大手・北汽集団(BAIC )傘下の投資会社のほか、啓明創投(Qiming Venture Partners)など十数社の大手投資機関が名を連ねた。

同社の初代人型ロボット「Galbot G1」は1体約30万元(約640万円)で、24年10〜12月期の発売が予定されている。主にスーパーマーケットや薬局などに導入される見込みだという。

中国の人型ロボット「Galbot」、設立1年で150億円の資金調達 「優れた頭脳と制御」で話題

*1元=約21円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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