米テスラ、年内に中国でFSDの承認受けるか 外販も検討中

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電気自動車(EV)大手の米テスラは7月23日、2024年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比2%増の255億ドル(約3兆9000億円)、純利益は45%減の14億7800万ドル(約2300億円)だった。

世界生産台数は41万台余りと前四半期の約43万台と比べやや減少した一方で、世界販売台数は44万台余りと前四半期の約39万台から14.7%増加した。中国・上海ギガファクトリーの1〜6月の出荷台数は47万6500台で、23年の年間出荷台数71万台の3分の2を達成した。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は決算説明会で、ロボタクシー(自動運転タクシー)の発表を2カ月延期し、10月10日に変更したと説明。「早ければ24年末に、遅くとも25年中にはサービスを開始できる見込みだ」と述べた。

独自の運転支援システム「フルセルフドライビング(FSD)」に関しては、24年中に欧州や中国などでも認可される可能性があるという。テスラが、中国のEVメーカーにFSDのライセンスを供与することも検討しているとの報道もある。

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高い関心を集める人型ロボット事業について、マスク氏は早ければ26年にも人型ロボットを大量生産し、外販したいとの意向を示した。人型ロボット「Optimus」の第2世代はすでに、バッテリー関連の作業を実行できるようになっており、25年末までには数千台がテスラの工場に導入される見通しだという。

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*1ドル=約154円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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