半年の制作が8日に。「Seedance2.0」搭載の動画AIエージェント、脚本10万字をワンクリックで映像化

中国テック大手のバイトダンス(字節跳動)傘下の動画制作プラットフォーム「小雲雀 AI」がこのほど、短編動画やショートドラマ制作に特化したAIエージェントツールをリリースした。ユーザーは標準的な脚本データをアップロードするだけで、複数話で構成されるシリーズ作品をワンクリックで自動生成できる。

本ツールは、バイトダンスの次世代動画生成AIモデル「Seedance 2.0」を世界で初めて搭載した業界特化型AIエージェントである。最大10万字の脚本(台本)からワンクリックで動画を生成できるほか、内容を深く理解し、キャラクターイメージの統一もできる。画風は2D、3D、実写風を提供し、カスタマイズ編集にも対応しており、ショートドラマ制作のハードルを大幅に下げている。

現在、クローズドベータテスト段階で制作された作品一部が公開されており、その中でもアニメ形式のショートドラマ「万兽独尊」は、中国版TikTok「抖音(Douyin)」での配信開始からわずか4日で再生回数が1億回を突破した。

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制作を手がけた創翊伝媒のマネージャー、林波氏によると、同チームがAIエージェントを全面的に活用してドラマを制作したのは今回が初めてだという。全60話、4万字を超える脚本の映像化をわずか5名のスタッフが約8日間で完成させた。林氏は、「従来のツールであれば、同様の作業には少なくとも3~6カ月を要していた」と振り返る。

PixVerseで存在感ーー動画生成AI「AIsphere」、新たに3億ドル調達

(36Kr Japan編集部)

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