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中国発のDTCアクセサリーブランド「Stepin」がこのほど、エンジェルラウンドで数千万元(数億円超)を調達した。新岳資本と九九資本が主導し、その他の投資機関やエンジェル投資家なども参加した。今回調達した資金はブランドのブラッシュアップや技術開発、販路拡大、人材獲得のほか、各国の市場に応じた製品テストのスマート化に充てられる。
Stepinは生成AIを使ってデザインしたアクセサリーを専門に扱う越境ECプラットフォーム。AI技術や中国のサプライチェーンの優位性を生かし、スピーディな新品発表と高い在庫回転率を可能にする小ロット生産・短納期を実現することで、「アクセサリー業界のSHEIN」を目指している。
Stepinを創業したRonnie Zhou氏は、TikTokのECサービス「TikTok Shop」などのコンテンツEC、大規模言語モデルなどの新技術、世界で最も力のある中国のサプライチェーンの3つを合わせれば、アクセサリー業界のSHEINになるチャンスがあると語る。
中国市場の動向を見ると、アクセサリーはショート動画やライブ配信との相性が非常に良いことが分かる。TikTokの中国版・抖音(Douyin)のECサービス「抖音電商(Douyin EC)」では2020年以降、アクセサリーの人気が高まり続けている。TikTok Shopは東南アジア事業が順調に拡大しており、23年の取引額は180億ドル(約2兆6000億円)近くに上った。同年中に米国市場にも参入し、1日当たりの取引額は3000万ドル(約44億円)を突破した。続いて欧州や南米などにもマーケットを広げ、今後3~5年で業績を大きく伸ばすとみられる。
Stepinの月間売上高はすでに100万ドル(約1億5000万円)に迫る。また同社は既に新たな資金調達に乗り出した模様だ。
*1元=約20円、1ドル=約147円で計算しています。
詳しい記事を読むには:AI活用のDTCブランド「Stepin」、アクセサリー版のSHEINを目指す
(翻訳・36Kr Japan編集部)
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