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中国自動車中堅の賽力斯集団(SERES、セレス)が2024年上半期(1~6月)の決算を発表した。電気自動車(EV)事業の急成長により、売上高は前年同期比489.58%増の650億4400万元(約1兆3000億円)と大幅に拡大した。純利益は16億2500万元(約330億円)となり、前年同期の赤字から黒字転換を果たした。
1~6月のEV販売台数は348.55%増の20万949台で、うちファーウェイと共同運営するEVブランド「問界(AITO)」の新車販売(納車)台数が18万1153台と大部分を占めた。SERESは6月までに、AITOから新車種「M7 Ultra」や人気車種「M5」の改良版など競争力の高い製品を相次いで発売し、多様化する顧客ニーズに応えた。これらの製品が売上高の伸びを支えた。
8月末に発売した新車種「M7 Pro」は24万9800~28万9800元(約500~580万円)の4モデル展開で、ファーウェイが開発した先進運転支援システム「Huawei ADSを搭載。高速道路での自動運転やアクティブセーフティ機能など業界トップクラスの性能を備えるほか、全モデルに
ファーウェイが開発したスマート自動運転システム「ADS」基本バージョンを搭載。高速道路・都市内の広い道路をスマート運転する能力や都市内主要路におけるスマート運転や、駐車、アクティブセーフティに関する、業界でもトップクラスの能力を備えるほか、全シリーズに連続ダンビングコントロール(CDC)ダンパーを標準装備する。
*1元=約20円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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