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米調査会社のAppfiguresの推計によると、中国テック大手のバイトダンスが運営する動画編集アプリ「CapCut」の2024年7月の純売上高(アップルとグーグルに支払った手数料を差し引いた額)が、過去最高の1760万ドル(約25億円)に達した。
バイトダンスが運営するTikTokの世界的な人気も追い風となり、操作しやすく機能が豊富なCapcutは急成長を遂げている。サブスクリプションサービスの導入以降は売上高が安定し、7月の売上高は前月比で32%増加した。米調査会社のセンサータワーの推計によると、モバイルアプリ版CapCutの1〜7月の売上高は1億2500万ドル(約180億円)となった。
中国の調査機関・非凡産研が発表した24年7月の中国AIアプリのアクセスランキングでは、CapCutの中国版「剪映」が85億4600万回で1位、アプリメーカー美図(Meitu)の写真加工アプリ「美図秀秀(MeituPic)」が21億2700万回で2位、バイトダンスのAIアシスタント「豆包(Doubao)」が6億8400万回で3位だった。また、剪映と美図秀秀、米Open AIの対話型生成AI「ChatGPT」はアクティブユーザー数(MAU)が1億人を超えたという。
*1ドル=約143円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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